西のメシ

二日間で倉敷、京都、大阪を回って東京に戻ってくるというハードスケジュールの割にはその地の食べ物を食ったような気がする。
倉敷名物ぶっかけうどんというのはいわゆる冷やしたぬきうどんのことでこれがなかなかこしがあって美味い！当地の人にきくとイヤ讃岐うどんの方がもっと美味いとのことだったので東京で食うあの胡散臭いチェーン店の讃岐うどんじゃなくて本当のご当地讃岐うどんを食べてみたくなった。
夜は大阪でかなり遅くなったのだがせっかくだからとおもいきって大阪の寿司屋に初めて入ってみた。なんとそこには寿司と一緒に中華そばとかうどんも売っているではないか！東京では考えられん。寿司食った後に中華そばを注文してみたが本来大阪人であったなら肉入りうどんであったろうか？汁をすすると甘い！やっぱり南に行けば行くほど暑いので人間は糖分をとろうとするのだろうな。素人ながら浅はかにそんなことを考えてしまった。だって東北のあの濃い醤油味は寒いから体温を外に漏らさないためにとってきた人間の本能的なものであるはず。東京に来てはじめて食った蕎麦の醤油の濃さは未だに憶えている。こんど九州か沖縄の料理を食べてみたい。
あと今日の昼間、東京じゃ絶対にお目にかからないであろうメニューで焼きそば定食を大阪で食べた。だって焼きそばをおかずにして家でごはんを食うことはあるかもしれないけどわざわざお店のメニュー（売り物）として出すなんて東京じゃ見たこと無いぞ！味はすごく薄味だった。ふむ、大阪っぽい。
今度大阪行ったらおじさんたちがいっぱいたむろしている串揚げ屋で一杯飲みながら食ってみたいな。どんな感じなんだろう？